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徒然なるままにFleyさんの何となく日記
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あらすじ。

黒「ククク、これで遂に・・」

ナ「えっ?」

忍「えっ?」
『えっ?』

これで遂に・・何・・?

『きゃっ!?』

瞬間、黒っちの身体を圧倒的な魔力が包み込んだ。
熱い・・火の魔法だ・・ファイガ・・?・・いやそれよりも強いような・・・!

ナ「お、おい・・何やってんだ!?」
忍「熱い・・どうしたの一体?」

ちょっと待ってこの火の力。
何か引っかかる・・。

炎の勢いは収まらず、どんどん増していく。
これは最早、人の業ではない域だ。

(人がこんな力を出せるわけ・・まさか・・・・・!?)


そんな風に思ったその時だ。

フッ・・

と炎が消えた。

黒「ダメ・・・か・・。やはり魔道書・・・とするとルフェイン・・ロゼッタ石・・か

ブツブツと黒っちは何か小声で言っていた。
ロゼッタ石?・・そう聞き取れた。

ナ「おい!何だよ今のは!」


黒「・・ん、ああ、すまなかった。ちょっと試してみただけだ。
みんなも試してみたらどうだ?今までとは違う力を感じるだろう」


『・・・。』

(こいつは・・黒っちに化けたマリリスなのでは・・)

忍「そういえば確かに・・今までとはまるで違う」
ナ「まあな、これは凄い。確かに試してみたくもなるな。どれ」

戦ちゃん、いやナイトが剣を軽く振るった。
すると凄い衝撃波が走った。
たしかにみんな凄いパワーアップだ。異常とも言える。

黒「世話になった。龍王。」

黒っちが一礼して、あたし達もそれに倣う。
そのまま飛空船に戻った。



火のカオス・マリリスが黒っちに成りすましている。
その可能性が捨てきれない。

そもそもリッチ戦までの黒っちはただの無口な魔術師だった。
入れ替わったとしたらその後だ。

絶好とも言えるチャンスと考えられるのは、
氷の洞窟で浮遊石を見つけた後、敵のクラウダであたし達3人が死んだとき。
あの時は黒っちだけ生き延びて、そのままあたし達の蘇生より先に飛空船を復活させた。
・・らしい。
そうだ。黒っち本人から聞いた話でしかないのだ。



いや・・でも黒っちが怪しい行動に出始めたのはもっと前ね・・。

そうだ。クレセントレイクでの単独行動。

おかしく感じ始めたのはあの時からだ。

魔法屋の店員との内緒話も怪しいし、
何より知りえないはずのグルグ火山とマリリスの事を知っていた。
これが明らかにおかしい。

12賢者はあたし達3人以外には話してないと確かに言った。
賢者が嘘を言うとは思えないし、そんな理由もないはず。

マリリスが黒っちに化けているのなら、これらの辻褄は全て合う。

・・・しかし解らない点も多い。
すり変わったならクレセントレイクより前という事になる。
本物はおそらくもう始末されているんだろうけど、
そんな事をするタイミングがいつあったのか。

ありえないのである。

そりゃ確かに宿屋に泊まる時もある。
でも、別れるのは眠る時のほんの数時間。
それまでは食事やミーティングをしている。
その眠るたった数時間の内にそれだけの事ができるとは思えない。

それに、マリリスの目的もわからない。
いつでもあたし達3人を殺せるタイミングがある。
それこそ氷の洞窟の時なんて、死んだあたし達を、逆に教会で蘇生までさせている。
とするとやっぱり・・その時に入れ替わった・・・?

だめだ。思考が堂々巡りしている。
違う方向性で考えるべきだ。

色んなピースが絡み合う。
おそらくこのパズルのピースは既に揃っている。

あたし達の抹殺が目的ではない?
・・いや、少なくとも今は殺すべきではない・・?
という事はつまり、他の3体のカオスとは目的が異なる・・?
そもそも4体のカオスの目的は、光の戦士の抹殺であるはずだけど・・

え・・1人だけ・・異なる・・目的・・・?


『あ・・・!』

しまった。思わず声をあげちゃった。

ナ「ん、白さんどうした?」

忍「?」
黒「・・・。」

『え?あ、ごめん。何でもないよ~』




そうか・・そういうことか・・。
あたしには全てが解ってしまった。

しかしこれは・・考え物だ。

ナ「さてと黒さん、次はどこへ行くべきだろう?
私としてはそろそろ火山が気になるが。」


忍「そうだね、いつまでも放っておくわけにもいかない
マリリスが復活してしまったら、また大変な被害が出るだろうし」


(復活は既にしている・・あたし達の目の前にいる・・
黒・・こいつは絶対にマリリス討伐は提案できない)


黒「そうだな、妖精の売り買いの話があっただろう
どうやら砂漠のキャラバンで妖精が売られているようだ」


その情報はどこで?
と思ったが、これは聞かないでおいた方が都合がいい。
ともかく、やはりマリリスからは話を逸らした。
思えばこれまでずっとそうやって避けていたのだ。

ナ「あー、その件があったな。何かゴチャゴチャした話だったが」
忍「キャラバンって事は旅の商人?
ならまた移動される前に行った方がいいのかな」


ナ「決まりだな。面倒なのを先にやっておきたいしな」


こうしてあたし達は砂漠のキャラバンから妖精のビンを買い取り、
それをガイアの街の泉へと放した。

妖精は、お礼にと泉の底から空気の水を取ってきてビンに詰めてくれた。
これがあれば水中で息ができるらしい。

そのままの流れで、オンラクの街の潜水艦に向かう事になった。
これで海底神殿に行ける。水のカオスを退治できるのだ。

おそらく黒のシナリオどおりだろう。
それは図らずも、あたしにとっても都合がいい。

黒、いや、マリリスの目的はおそらくこうだ。

まず、あたし達4人で残りのカオスを全て倒す。
その時点で唯一のカオスとなったマリリスは、
そこで初めて正体を現し、あたし達3人を始末する。
それでめでたく世界はマリリスの独り占め・・ってわけだ。

なんのことはない、あたしの目的と全く同じだ。

あたし以外には気づけなかったであろう目的。

(それはそれで利用するべきだ・・。)


マリリスは、あたしがそうしようと考えるように不意打ちで殺しにくるだろう。
けれど気づいてるあたしだけにはそのタイミングが掴めている。
事前に準備ができるのだ。不意打ちは成立しない。

(でもそうね・・邪魔なナイトと忍者、この2人はマリリスに殺してもらって
その後であたしがマリリスを殺してしまえれば一番いいかな。)


(ふふ・・そう考えると、本物の黒っちが始末済みだというのは好都合ね。)

筋肉バカの戦士や、臆病なシーちゃんは簡単に殺れる自信はあった。
いくらナイトや忍者に変わったと言っても、本質は変わらないだろう。

けど黒っちは簡単には殺せない。そう思っていた。
あの男は一筋縄ではいかない風格を持っていた。

救いは、唯一の男性だということで、色仕掛けが可能な事。
もちろんそれは最終手段のつもりだったけど。
(どうやらその必要もなくなったみたいね。
これはマリリスに感謝しなくちゃ。)


ナ「そろそろオンラク上空だ。準備はいいかみんな?」
忍「OK」
『はーい』
黒「・・・。」

マリリス・・絶対にあんたの好きにはさせない。
この世界はあたしの物だ。

つづく。
色仕掛けkwsk
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