×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あらすじ。
シーフは忍者にクラスチェンジして、今までにない強さを得た。
それはかつての戦士に匹敵し、現在のナイトにすら肉薄する程であった。
シーフは忍者にクラスチェンジして、今までにない強さを得た。
それはかつての戦士に匹敵し、現在のナイトにすら肉薄する程であった。
忍者になれて一番嬉しいのは、実は黒魔法が少し使えるようになったことだ。
いや、実際は黒魔法なんて全然興味はない。
これを機に、会話が増やせるからだ。
『ねえ、Lv2の黒魔法は何を買えばいいかな?』
黒「・・ストライくらいだな」
『じゃあLv3は?』
黒「ホールドか・・まぁファイラとサンダラは覚えて損はない」
『そうか、ありがとう。また色々教えてよ。使い方とかもさ。』
黒「ああ。それとヘイストは絶対に買っておいた方がいい。」
『うん、ありがとう!』
彼は気難しいし、正直言って話しづらい相手だが、
こと黒魔法の話題に関しては気軽に応じてくれる。
こんな他愛もない会話ではあるが、
ボクと彼との距離がどんどん縮まってるようにも思える。
それが何より嬉しい。
問題は白さんも同じく彼の事が好きらしい事なのだが、
そんな素振りがまるで見られない事もボクを安心させていた。
ナ「そろそろオンラク上空だ。準備はいいかみんな?」
『OK』
白「はーい」
黒「・・・。」
次は水のカオスを退治しにオンラクから海底神殿へ行く事になっている。
200年前に目覚めたという水のカオスは、
今現在も海の力を遮っているようだ。
といっても実害は、魚が釣れにくくなったという報告以外聞けなかったが。
オンラクの街の桟橋に潜水艦があった。
潜水艦、と言ってもただ樽を改造しただけの粗末な物で、
これで海中を自由に行き来できるような物ではなかった。
潜水艦の番をしていた少女が、ボク達の持ってる空気の水に気づき、
快く潜水艦を貸してくれる事になったが、
少女は「海を救って・・」と言い残すと、人魚へと変身して海へと潜っていった。
人魚なんて初めて見た。
ボク達4人は、その樽の潜水艦に乗り込んだ。
ほどなくして、海底神殿に到着。
ナ「下へ行く階段と上に行く階段があるな。どっちから行くか。」
戦士さんはナイトに変わってから、人柄も変わった。
前みたいな横暴さや怖さは抜けたし、他人の意見をすごく尊重するようになったと思う。
・・まぁ、まだちょっと怖いけど。
でもボクもずいぶん変われたと思う。
戦闘でも役に立てるようになってきてるし、自分に自信が持てるようになってきた。
忍「ここは海中だから上に行けば陸に近づくし、下へ行けば深海部だよね。
カオスが潜むとしたら深海部だとは思うけど・・どうだろうね。」
ナ「お、なるほどな。じゃあ上から行ってみよう。」
ナイトと対等な立場で物が言えている自分に少し驚く。
上に登っていくと、先ほどのオンラクで見た人魚がいた。
それも1人だけではなく、大勢でここに暮らしているようだ。
中にはダイヤ系の高価な防具や、たくさんのギルが入っていて、
みんなその財宝を見て喜んでいたが、黒はあまり興味なさそうだった。
ところが、ある宝箱に入っていた妙な石版を見て、一気に黒の様子が変わった。
黒「ロゼッタ石・・!そうか、ここにあったのか!
てっきり浮遊城までお預けだと思っていたが・・また記憶違いだったか」
ロゼッタ石?
確かバハムートの所で彼は小声でロゼッタ石の事を言っていたな。
でも浮遊城って・・?
白「・・・。」
ナ「何だぁその汚い石版は?」
『浮遊城って?』
黒「この石版でルフェイン語が解読できる。
ガイアの街人が言っていただろう。
浮遊城というのは、ティアマットが棲む場所だが・・まあそれはいい」
確かに、ガイアの街でその話を聞いたような気はする。
でもあの街では色んな情報が手に入りすぎてボク達には処理しきれていなかった。
彼は1人冷静に全部把握できているんだな。
『やっぱり黒さんはすごいな。うん。』
ナ「そうだな。私なんて戦う事ばっかりでさっぱりだ。はは。」
白「・・・。」
何か今日は白さんが無口だな・・・。
と思って白さんの方を覗ってみた。
少しぎょっとした。
彼女はいつもにこにことした笑顔を振りまいているイメージなのだが、
なんという事か、とても冷たい眼差しで黒の事を見ている。
・・・?
もしやこれは・・・
・・・彼女は既に、ボクの知らない所で黒にフラれちゃった?
・・そんな考えが頭をよぎる。
が、それならそれで、がっくり落ち込んでいるのかと思いきやそうでもない。
何か探るというか、観察しているというか、そんな眼差しだ。
ほんとにどうしたんだろう?としばらく見ていると、
彼女もそれに気づいたようで
白「ん?」
と、首を少し傾けてボクに微笑んだ。
普段のにこにこ顔に戻っている。
ボクも笑顔で、ほんの軽く顔を左右に振って答えた。
クラーケンの潜む地下へと足を進める。
ここの敵は水棲種が多く、彼オススメのサンダラがとても有効だ。
けどボクの魔法使用可能回数は多くなくて、すぐにMPが切れてしまう。
黒「これを使うといい」
と、彼がボクに渡したのはガントレットという篭手状の防具。
なんでもこれを道具として使うと、サンダラと同じ効果がMPなしで得られる代物だとか。
こ、これはプレゼント・・?
ああ・・嬉しい・・生きててよかった・・。
黒「ああ、まった。これは白が使ったほうがいいな
忍者は剣でしっかり戦えるしな」
『え・・・うん』
彼はそういって、白さんにガントレットを渡してしまった。
剣でしっかり戦えると言ってくれた事は嬉しいが、
よりにもよって白さんに渡すなんて・・。
白「え・・・ありがとう。使ってみるね・・・。」
何この微妙な空気!
この2人の関係は一体どういう事になってしまってるんだろう・・?
ボクの知らない所で何か起きてしまったのは確実視していいだろう。
気になる・・すごく気になる・・・。
海底神殿の地下は広く、敵の強さこそ大した事がないものの、
数限りなく出てくるものだから、かなりの消耗戦を強いられる。
そんな中でMP無しで使えるサンダラはとても便利なものだった。
白「わー、これすごーい」
いつの間にか白さんは普段の雰囲気を取り戻し、
とても上機嫌にガントレットを振るう。
ボクも、彼からのプレゼントだったら同じく上機嫌で戦えただろう。
悔しくて仕方がない・・
・・・けど、やっぱり白さんには勝てないのかな・・。
その瞬間、空気が変わった。
ナ「どうやら着いたみたいだな」
最深部だ。
アースの洞窟最深部と同じ祭壇がそこにあり、
巨大な青いクリスタルが設置されている。

ナ「そっくり返すぜタコ野郎!!」
ナイトが斬りかかる。
なんか完全に戦士時代の野蛮さが戻ってる気がする。
タコじゃなくてイカだと思うけど・・。
戦闘開始だ。
ボクは、やはり彼オススメのヘイストをまず使ってみた。
使ってみたのだが・・さっきの威勢に怯んでしまってナイトにヘイストをかけた。
やっぱりボクは変われないのかな・・。
白さんはすっかりガントレットにハマってしまったようだ。
いいなぁ・・。
黒はナイトにストライをかけた。
ボクにも教えてくれた攻撃力アップの魔法だ。
1ターン目は敵もこちらも少ない被害で終わる事になった。
クラスチェンジで異常なパワーアップをしたボク達と互角とは、さすがはカオス。
2ターン目。
今度こそボクは自分にヘイストをかけた。
白さんはまたガントレット・・。
見る度に胸が痛む。
黒は・・・
ボクにもストライをかけてくれた!
あのリッチの時と一緒だ。
自分もサンガーという高位雷系魔法が使えるのに、それをせずに補助に周る。
そういう所に魅かれずに居られない。
結果から言うと、この戦闘はナイトの出した
12HIT!879ダメージ!というありえない数字のせいで圧勝となる。
ボクはあんまり活躍できなかった。
ともあれ・・これで残るカオスは後2体。
結局、相変わらず色々と悩みは尽きないけれど、旅は順調に進んでいる。
旅の終わりに向かって順調に。
そう、この旅はいずれ終わってしまうのだ。
無事に4体のカオスを倒し、この世界に平和を取り戻せたら・・
その時ボク達はどうなるんだろう。離れ離れになってしまうんだろうか。
そう思うと寂しくってたまらない。
やっぱり・・
もしそうであるとしても、そうでないとしても、
(ボクはこの戦いが終わったら・・・この想いを彼に告げるんだ・・!)
そう決意したのだった。
つづく。
なんという死亡フラグ・・・
いや、実際は黒魔法なんて全然興味はない。
これを機に、会話が増やせるからだ。
『ねえ、Lv2の黒魔法は何を買えばいいかな?』
黒「・・ストライくらいだな」
『じゃあLv3は?』
黒「ホールドか・・まぁファイラとサンダラは覚えて損はない」
『そうか、ありがとう。また色々教えてよ。使い方とかもさ。』
黒「ああ。それとヘイストは絶対に買っておいた方がいい。」
『うん、ありがとう!』
彼は気難しいし、正直言って話しづらい相手だが、
こと黒魔法の話題に関しては気軽に応じてくれる。
こんな他愛もない会話ではあるが、
ボクと彼との距離がどんどん縮まってるようにも思える。
それが何より嬉しい。
問題は白さんも同じく彼の事が好きらしい事なのだが、
そんな素振りがまるで見られない事もボクを安心させていた。
ナ「そろそろオンラク上空だ。準備はいいかみんな?」
『OK』
白「はーい」
黒「・・・。」
次は水のカオスを退治しにオンラクから海底神殿へ行く事になっている。
200年前に目覚めたという水のカオスは、
今現在も海の力を遮っているようだ。
といっても実害は、魚が釣れにくくなったという報告以外聞けなかったが。
オンラクの街の桟橋に潜水艦があった。
潜水艦、と言ってもただ樽を改造しただけの粗末な物で、
これで海中を自由に行き来できるような物ではなかった。
潜水艦の番をしていた少女が、ボク達の持ってる空気の水に気づき、
快く潜水艦を貸してくれる事になったが、
少女は「海を救って・・」と言い残すと、人魚へと変身して海へと潜っていった。
人魚なんて初めて見た。
ボク達4人は、その樽の潜水艦に乗り込んだ。
ほどなくして、海底神殿に到着。
ナ「下へ行く階段と上に行く階段があるな。どっちから行くか。」
戦士さんはナイトに変わってから、人柄も変わった。
前みたいな横暴さや怖さは抜けたし、他人の意見をすごく尊重するようになったと思う。
・・まぁ、まだちょっと怖いけど。
でもボクもずいぶん変われたと思う。
戦闘でも役に立てるようになってきてるし、自分に自信が持てるようになってきた。
忍「ここは海中だから上に行けば陸に近づくし、下へ行けば深海部だよね。
カオスが潜むとしたら深海部だとは思うけど・・どうだろうね。」
ナ「お、なるほどな。じゃあ上から行ってみよう。」
ナイトと対等な立場で物が言えている自分に少し驚く。
上に登っていくと、先ほどのオンラクで見た人魚がいた。
それも1人だけではなく、大勢でここに暮らしているようだ。
- ここは神殿の最上階である事。
- 水のカオス・クラーケンは、地下の最深部にいるとの事。
- この神殿は元々オンラクの神殿と言い、街を栄えさせていた。それがカオスに沈められてしまい、街も衰退してしまった。
- クラーケンから地上へ逃げたままの人魚も多数いる。
- 東の砂漠にある蜃気楼の塔に入っていく人物を見た。その人は何かチャイムを鳴らしてから蜃気楼へと消えていった。
中にはダイヤ系の高価な防具や、たくさんのギルが入っていて、
みんなその財宝を見て喜んでいたが、黒はあまり興味なさそうだった。
ところが、ある宝箱に入っていた妙な石版を見て、一気に黒の様子が変わった。
黒「ロゼッタ石・・!そうか、ここにあったのか!
てっきり浮遊城までお預けだと思っていたが・・また記憶違いだったか」
ロゼッタ石?
確かバハムートの所で彼は小声でロゼッタ石の事を言っていたな。
でも浮遊城って・・?
白「・・・。」
ナ「何だぁその汚い石版は?」
『浮遊城って?』
黒「この石版でルフェイン語が解読できる。
ガイアの街人が言っていただろう。
浮遊城というのは、ティアマットが棲む場所だが・・まあそれはいい」
確かに、ガイアの街でその話を聞いたような気はする。
でもあの街では色んな情報が手に入りすぎてボク達には処理しきれていなかった。
彼は1人冷静に全部把握できているんだな。
『やっぱり黒さんはすごいな。うん。』
ナ「そうだな。私なんて戦う事ばっかりでさっぱりだ。はは。」
白「・・・。」
何か今日は白さんが無口だな・・・。
と思って白さんの方を覗ってみた。
少しぎょっとした。
彼女はいつもにこにことした笑顔を振りまいているイメージなのだが、
なんという事か、とても冷たい眼差しで黒の事を見ている。
・・・?
もしやこれは・・・
・・・彼女は既に、ボクの知らない所で黒にフラれちゃった?
・・そんな考えが頭をよぎる。
が、それならそれで、がっくり落ち込んでいるのかと思いきやそうでもない。
何か探るというか、観察しているというか、そんな眼差しだ。
ほんとにどうしたんだろう?としばらく見ていると、
彼女もそれに気づいたようで
白「ん?」
と、首を少し傾けてボクに微笑んだ。
普段のにこにこ顔に戻っている。
ボクも笑顔で、ほんの軽く顔を左右に振って答えた。
クラーケンの潜む地下へと足を進める。
ここの敵は水棲種が多く、彼オススメのサンダラがとても有効だ。
けどボクの魔法使用可能回数は多くなくて、すぐにMPが切れてしまう。
黒「これを使うといい」
と、彼がボクに渡したのはガントレットという篭手状の防具。
なんでもこれを道具として使うと、サンダラと同じ効果がMPなしで得られる代物だとか。
こ、これはプレゼント・・?
ああ・・嬉しい・・生きててよかった・・。
黒「ああ、まった。これは白が使ったほうがいいな
忍者は剣でしっかり戦えるしな」
『え・・・うん』
彼はそういって、白さんにガントレットを渡してしまった。
剣でしっかり戦えると言ってくれた事は嬉しいが、
よりにもよって白さんに渡すなんて・・。
白「え・・・ありがとう。使ってみるね・・・。」
何この微妙な空気!
この2人の関係は一体どういう事になってしまってるんだろう・・?
ボクの知らない所で何か起きてしまったのは確実視していいだろう。
気になる・・すごく気になる・・・。
海底神殿の地下は広く、敵の強さこそ大した事がないものの、
数限りなく出てくるものだから、かなりの消耗戦を強いられる。
そんな中でMP無しで使えるサンダラはとても便利なものだった。
白「わー、これすごーい」
いつの間にか白さんは普段の雰囲気を取り戻し、
とても上機嫌にガントレットを振るう。
ボクも、彼からのプレゼントだったら同じく上機嫌で戦えただろう。
悔しくて仕方がない・・
・・・けど、やっぱり白さんには勝てないのかな・・。
その瞬間、空気が変わった。
ナ「どうやら着いたみたいだな」
最深部だ。
アースの洞窟最深部と同じ祭壇がそこにあり、
巨大な青いクリスタルが設置されている。
ナ「そっくり返すぜタコ野郎!!」
ナイトが斬りかかる。
なんか完全に戦士時代の野蛮さが戻ってる気がする。
タコじゃなくてイカだと思うけど・・。
戦闘開始だ。
ボクは、やはり彼オススメのヘイストをまず使ってみた。
使ってみたのだが・・さっきの威勢に怯んでしまってナイトにヘイストをかけた。
やっぱりボクは変われないのかな・・。
白さんはすっかりガントレットにハマってしまったようだ。
いいなぁ・・。
黒はナイトにストライをかけた。
ボクにも教えてくれた攻撃力アップの魔法だ。
1ターン目は敵もこちらも少ない被害で終わる事になった。
クラスチェンジで異常なパワーアップをしたボク達と互角とは、さすがはカオス。
2ターン目。
今度こそボクは自分にヘイストをかけた。
白さんはまたガントレット・・。
見る度に胸が痛む。
黒は・・・
ボクにもストライをかけてくれた!
あのリッチの時と一緒だ。
自分もサンガーという高位雷系魔法が使えるのに、それをせずに補助に周る。
そういう所に魅かれずに居られない。
結果から言うと、この戦闘はナイトの出した
12HIT!879ダメージ!というありえない数字のせいで圧勝となる。
ボクはあんまり活躍できなかった。
ともあれ・・これで残るカオスは後2体。
結局、相変わらず色々と悩みは尽きないけれど、旅は順調に進んでいる。
旅の終わりに向かって順調に。
そう、この旅はいずれ終わってしまうのだ。
無事に4体のカオスを倒し、この世界に平和を取り戻せたら・・
その時ボク達はどうなるんだろう。離れ離れになってしまうんだろうか。
そう思うと寂しくってたまらない。
やっぱり・・
もしそうであるとしても、そうでないとしても、
(ボクはこの戦いが終わったら・・・この想いを彼に告げるんだ・・!)
そう決意したのだった。
つづく。
なんという死亡フラグ・・・
PR
この記事にコメントする