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徒然なるままにFleyさんの何となく日記
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ノンストップ1人頭脳戦ミステリー

結局あたし達はグルグ火山の攻略を開始した。
あたしの見立てどおりマリリスが黒に化けているのなら・・・


色々と疑念は尽きないが、こうなった以上は様子を見るしかない。

中の敵は弱い。
が、次から次へと出てきてさすがにウザイ。
どうもこの世界はそういう物らしい。

それにしても流石にここは暑い。

いや、あたし自身は暑いのは得意で、寒い方が圧倒的に嫌いなんだけど、
いちいちみんなの回復をやらされる方はたまったもんじゃない。
流れる溶岩のど真ん中を歩くとHPが減ってしまうのだ。

『・・ねえ、なるべく溶岩は避けよう?』


ナ「そうだな・・さすがに体力の消耗が激しい」

黒「・・いや。むしろ溶岩を突っ切る方が楽だ。」

!?
えー。
まあこれは・・・マリリスならば当然とも言える発言よね。
火のカオスにとっては溶岩なんて、むしろエネルギー源でしかないし・・

けどそれをわざわざ自分から明かすような発言・・
それをする意味があるんだろうか・・?

ここでツッコミ入れたら怪しんでるのがバレるかな・・?
いや・・いいや。聞いてみよう。

『・・何~?黒っち暑いの得意だったりするの~?』
ま、あたしも暑いの得意なんだし、この程度なら怪しまれないだろう。

黒「そういうわけではない。俺も普通の人間だ。一応・・な。」

んー・・!?

これは・・・言い逃れと取るべきか・・
あまりにも取り繕ったかのような発言内容だけど・・でも


黒「この溶岩地帯のダメージ床、ここを歩く分には敵が出てこないんだ。」

ナ「マジで?」
忍「あー・・そう言われると確かに・・よく気付いたね」

それは知らなかった。
っていうか気付いたんじゃなくって最初から知ってるんだよね。

さて、それはそれで・・

(黒のここでの行動を考えなきゃ。)

黒本人がマリリスであることは今までの経緯、
ようするに「マリリスの名」「グルグ火山」を知っていた事、
その後の旅の行き先や、それらでの怪しげな行動、
そして何よりクラスチェンジで見せた膨大な火の魔力、
これらを考えれば明らかだ。

しかしここでグルグ火山を攻略する意味はない。

ティアマットとグルで、ここであたし達を始末する。
一度は考えたが、やはりそれはあり得ない。
そうだとすれば尚更ここには来ず、浮遊城へと誘導する。
そこで2人がかりで始末すればいいだけ。

あたし達と一緒に動いてるのがマリリスの方である以上、
わざわざ火山にティアマットの方が出向く意味もない。

グルではない。
やはりマリリスはティアマットも殺すつもりだ。

(自分の正体が既に怪しまれていると感じていて、
その疑いを晴らす為に来たとか・・)


いや、全然そんな事にはなっていない。



(いや・・これだ。)


正体はバレてない。
マリリスは今の時点ではそう思っているはず。
事実、みんなの中でそんな話が出たわけもない。

つまりここが思考のトラップなんだ。

バレる不安は常にあるんだ。
だからこそ今回ここでマリリスを討伐する。

もちろん用意してあるダミーのマリリスを。

それで今後も絶対に疑いがかからないように先手を打つ。
なにしろ残りは最後の詰め。ティアマットのみだ。

ティアマット側の攻略は時間がかかりすぎる。

ワープキューブの探索から始まって、もう1度ミラージュの塔、
その後でやっと浮遊城に入り、また長い攻略だ。

これを言ったのも黒だ。

最後の詰めの瞬間、それが来るまでの長い時間の中で、
自分の正体を絶対に知られてはならない。

そのために今回ダミーを用意して、一緒に倒しにきた。

そうに違いな・・い
それいがいかんがえられな・・い



marilith.gif












って・・・あれっ?
マリリス?
本物??


忍「白さん?ちょっと白さん!」

『え・・あっあっごめ』

やば。
いつの間にか始まってるし!

っていうかホントいつの間に?

ボーっとしてた、というより・・・
記憶がないというか意識がなかったというか・・
まるで時間でも止められてたかのような錯覚がある。

ナ「死にやがれヘビ女ぁぁぁあああ!!」

ザクッ っとナイトが斬る。

ぶしゅうううううう と血やら何やらが飛び散ったり、
そのまま辺り一面が血の海になったりはしなかったが、

ギニャァァァアアア と奇声をあげてマリリスは息絶えた。

黒「さすがに今の俺たちの敵ではなかったな。」

こいつ白々と・・。



忍「あれ白さん、顔に何かついてるよ」
『え?』

ナ「ん、なんだ今のマリリスの鱗だな。
悪い、斬った時に飛び散ってしまったか」


ナイトが取ってくれて、ポイと捨てた。


赤い巨大クリスタルに光が戻る。

(これは本物のクリスタルね・・)


曲がりなりにもあたしも光の戦士。
これが本物かどうかくらいはさすがに分かる。

しかしそれを守っていたマリリスは偽者。ダミー。
さっきの黒の白々しい発言がそれを裏付ける。

ナ「じゃあ飛行船に戻ろう、キューブ探索だな。
・・・あれ?」


ナイトがあたしのじっと顔を見る。
もう何よそんなにジロジロと・・。
女のあんたに見られたって・・。

ナ「あ、悪いな。さっき全部取りきれてなかったのか・・
おっかしーな・・」


ぺり

と、近づいてきて、あたしの顔から

またマ


スの鱗を
はが
して捨てた。いつ張り付いたんだ
ろう・・?

つづく。
マリリスの正体は一体・・?
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