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黒「マリリスはまたこの4人の中の誰かに憑いた。
そして憑かれている本人には自覚がない。今の記憶もない。
つまり、4人の中の誰かは巧みに本性を隠して演技をしている・・・
ということになる。」
そして憑かれている本人には自覚がない。今の記憶もない。
つまり、4人の中の誰かは巧みに本性を隠して演技をしている・・・
ということになる。」
『・・・・・・・・・・・・・。』
マリリスが・・・。
一度は捨てた考えだったけど、
やっぱりマリリスがいる・・・振り出しに戻ったのか。
しかしそれは間違いなく、黒、こいつだ。
忍「で、でも憑いてるって誰に・・・?
またボクの中に・・?」
黒「いや・・・憑いてる最中の記憶がないというならお前じゃない。
それが演技じゃないなら、な。」
忍「そんな!まだわけがわからないのに演技だなんて」
ナ「・・どうかな。そもそも記憶がないと言うのもお前だけが言っている事だ。」
黒「気を悪くしないでくれ。可能性を言っているだけだ。
俺が演技をしている可能性も当然あるわけだしな。」
ナ「めんどくせーから全員もっかいエクスで斬ってみるぞ?」
忍「そんな!」
黒「待てナイト。お前だという可能性だってあるんだぞ。
お前がマリリスなら、そう言って聖剣技に見せかけそのまま全員始末する。」
ナ「あ?・・・それマジで言ってんのか・・?」
忍「みんなやめようよ!ここで仲間割れなんてしてたらマリリスの思う壺だよ」
『思う壺・・・』
それはたしかにそうなのかもしれないが、まだ早いはずだ。
マリリスの思惑はマリリス個人による世界支配。
クラーケンとティアマット、それにその黒幕も倒さなければならない。
今の段階で仲間割れを誘っても意味はない・・だとすれば・・
『それはちょっと違うと思う。』
黒「確かにな。
そもそも奴にしてみれば一瞬だろうと正体がバレてしまい、
実際に傷を負わされてしまった事自体が想定外なはず。」
その通りだ。
しかし黒のこのセリフ・・・?
マリリスにしてみれば本心だろう。
演技かどうかを考える以前に、
自分がマリリスなら本心は言えない、言うべきではない。
それでも言わざるを得ないというのなら・・焦っている?
なら上手く誘導しなくちゃいけない。
忍「白さんはどう思ってるの?」
あたしの考えでは当然マリリスは黒。
けどここでそれを言っても始まらない。進みもしない。
慎重に言葉を選ばなければ・・・。
『ん~・・・・
えと、別に誰に憑いてても関係なくない?』
ナ「は・・・?
お前まさか・・・!」
『あ、違う違うー、あたしじゃないってば。
そういう意味じゃなくてー』
この単細胞・・あたしのわけないだろう・・。
忍「じゃあどういう意味・・?」
ここは簡単だ。
バラしてしまえばいい。
『マリリスはリッチを殺した。わざわざ秘密裏にね。
その理由を考えていくと、クラーケンとティアマットと、
それを影で操る存在までも全部殺すつもりだと思うんだよね。』
ナ「マリリスが反逆してるって事か・・?なんでそんな話に』
ここで食いつくのか。本当に頭の悪い娘よね。
『たまたま2人だけがいがみ合っていただけだというなら、タイミングがおかしいもん。
あたし達が来ているこのタイミングで動くのはおかしいし、化ける必要も無い。
今こうやってまた隠れている事自体が怪しいわけ。
マリリスの目的がリッチだけだっていうなら、
その目的が達成された今まだ隠れている理由はないよね。』
忍「なるほど・・・でも誰に憑いてるのかわからないのはちょっと・・・」
この娘もわからない娘だな。
『ううん、それがあんまり関係ないって事よ。
だってあたし達もクラーケン、ティアマット、その後のも全部倒さなきゃだしさ、
マリリスがあたし達の中にいようがいまいが、目的は一緒って事なんだよね。』
ナ「ばかな事を言うな!共闘するって事か?
そんなのはごめんだ!この中に敵が潜んでいるんだぞ!?
もういやだ、俺は1人で行動する!」
このバカは・・・!
バカにバカって言われたくないわね・・・。
『ちょ、ちょっと、落ち着きなよー。
共闘とかそういうつもりは全然ないけど、仲間割れしてるよりはマシかなーって。
そうでしょ、黒さん?』
・・・さあ黒、この助け舟は嬉しいはず。
こいつは賛同してくる。
そしてこいつの賛同でナイトも忍者も納得するはず。
黒「ああ、同感だ。
そもそも憑いている事自体がただの可能性の話であって、
本当は憑いてないのかもしれないしな。」
ふん、やっぱね。
もっともらしいウソも付け加えてきたか。さすがね。
ナ「ちょ、それを早く言えって。」
忍「そっか・・じゃあそれなら。」
予定通りだ。
うふふ、ちょろいもんね。
『どうせあと少しだし、ちゃちゃっと終わらせようよ』
そう、これでもうすぐ世界はあたしの物。
ウフフフフ。
黒「・・待てっ!」
『えっ?』

ナ「マリリスだーー!」
忍「やっぱり誰にも憑いてなかったんだね!」
『え?え?』
黒はどこに・・・?
黒「・・・・ふむ・・・・・・・。」
・・・いる。
一体どうなっているの・・・?
つづく。
もう筆者も何が何だか。
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マリリスが・・・。
一度は捨てた考えだったけど、
やっぱりマリリスがいる・・・振り出しに戻ったのか。
しかしそれは間違いなく、黒、こいつだ。
忍「で、でも憑いてるって誰に・・・?
またボクの中に・・?」
黒「いや・・・憑いてる最中の記憶がないというならお前じゃない。
それが演技じゃないなら、な。」
忍「そんな!まだわけがわからないのに演技だなんて」
ナ「・・どうかな。そもそも記憶がないと言うのもお前だけが言っている事だ。」
黒「気を悪くしないでくれ。可能性を言っているだけだ。
俺が演技をしている可能性も当然あるわけだしな。」
ナ「めんどくせーから全員もっかいエクスで斬ってみるぞ?」
忍「そんな!」
黒「待てナイト。お前だという可能性だってあるんだぞ。
お前がマリリスなら、そう言って聖剣技に見せかけそのまま全員始末する。」
ナ「あ?・・・それマジで言ってんのか・・?」
忍「みんなやめようよ!ここで仲間割れなんてしてたらマリリスの思う壺だよ」
『思う壺・・・』
それはたしかにそうなのかもしれないが、まだ早いはずだ。
マリリスの思惑はマリリス個人による世界支配。
クラーケンとティアマット、それにその黒幕も倒さなければならない。
今の段階で仲間割れを誘っても意味はない・・だとすれば・・
『それはちょっと違うと思う。』
黒「確かにな。
そもそも奴にしてみれば一瞬だろうと正体がバレてしまい、
実際に傷を負わされてしまった事自体が想定外なはず。」
その通りだ。
しかし黒のこのセリフ・・・?
マリリスにしてみれば本心だろう。
演技かどうかを考える以前に、
自分がマリリスなら本心は言えない、言うべきではない。
それでも言わざるを得ないというのなら・・焦っている?
なら上手く誘導しなくちゃいけない。
忍「白さんはどう思ってるの?」
あたしの考えでは当然マリリスは黒。
けどここでそれを言っても始まらない。進みもしない。
慎重に言葉を選ばなければ・・・。
『ん~・・・・
えと、別に誰に憑いてても関係なくない?』
ナ「は・・・?
お前まさか・・・!」
『あ、違う違うー、あたしじゃないってば。
そういう意味じゃなくてー』
この単細胞・・あたしのわけないだろう・・。
忍「じゃあどういう意味・・?」
ここは簡単だ。
バラしてしまえばいい。
『マリリスはリッチを殺した。わざわざ秘密裏にね。
その理由を考えていくと、クラーケンとティアマットと、
それを影で操る存在までも全部殺すつもりだと思うんだよね。』
ナ「マリリスが反逆してるって事か・・?なんでそんな話に』
ここで食いつくのか。本当に頭の悪い娘よね。
『たまたま2人だけがいがみ合っていただけだというなら、タイミングがおかしいもん。
あたし達が来ているこのタイミングで動くのはおかしいし、化ける必要も無い。
今こうやってまた隠れている事自体が怪しいわけ。
マリリスの目的がリッチだけだっていうなら、
その目的が達成された今まだ隠れている理由はないよね。』
忍「なるほど・・・でも誰に憑いてるのかわからないのはちょっと・・・」
この娘もわからない娘だな。
『ううん、それがあんまり関係ないって事よ。
だってあたし達もクラーケン、ティアマット、その後のも全部倒さなきゃだしさ、
マリリスがあたし達の中にいようがいまいが、目的は一緒って事なんだよね。』
ナ「ばかな事を言うな!共闘するって事か?
そんなのはごめんだ!この中に敵が潜んでいるんだぞ!?
もういやだ、俺は1人で行動する!」
このバカは・・・!
バカにバカって言われたくないわね・・・。
『ちょ、ちょっと、落ち着きなよー。
共闘とかそういうつもりは全然ないけど、仲間割れしてるよりはマシかなーって。
そうでしょ、黒さん?』
・・・さあ黒、この助け舟は嬉しいはず。
こいつは賛同してくる。
そしてこいつの賛同でナイトも忍者も納得するはず。
黒「ああ、同感だ。
そもそも憑いている事自体がただの可能性の話であって、
本当は憑いてないのかもしれないしな。」
ふん、やっぱね。
もっともらしいウソも付け加えてきたか。さすがね。
ナ「ちょ、それを早く言えって。」
忍「そっか・・じゃあそれなら。」
予定通りだ。
うふふ、ちょろいもんね。
『どうせあと少しだし、ちゃちゃっと終わらせようよ』
そう、これでもうすぐ世界はあたしの物。
ウフフフフ。
黒「・・待てっ!」
『えっ?』
ナ「マリリスだーー!」
忍「やっぱり誰にも憑いてなかったんだね!」
『え?え?』
黒はどこに・・・?
黒「・・・・ふむ・・・・・・・。」
・・・いる。
一体どうなっているの・・・?
つづく。
もう筆者も何が何だか。