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徒然なるままにFleyさんの何となく日記
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ボクっ娘忍者の不思議体験記

(あれ・・ボクどうなったんだっけ。)

いつのまにか眠ってる・・夢・・?

声「おい、しっかりしろ。起きれるか?」

誰・・・?

声「リレなしか、ちょっと待っててくれ」

蘇生魔法だ・・・夢・・・じゃない?

魔法の力で身体が浮き上がり、意識がはっきりとしてくる。
でもその前の事が思い出せない。どうして倒れたんだっけ。

辺りを見渡してみる。

『え・・・!?』

ここはどこだ・・・?

声「しばらく休んで衰弱を治すといい。
それから戦線に復帰してくれ。」



ざっと見て十数人が何体かの巨大なモンスターと戦っている。
戦争?
何これ。わけがわからない。

みんなはどこに?
ナイトさん 白さん 黒・・・!

見当たらない。
この戦ってる人達の中にはいない。

声「精霊部隊!雑魚処理を最優先だ。
ノックバックに気をつけろ、スキンとシェルだけは切らすなよ。」


さっきの人だ。大声で指示を飛ばしている。
間違いなく初めて会った人だけど、
以前から知ってるような妙な錯覚もある。

声「印はグラビデ専用で温存、今はまだ使うな。
む、そっち魅了対策どうなってる!
ダメだ待て!削りが早すぎる」


声「いかん・・やはりフロウ発動が早い。
各部隊、被害状況を報告!
一切の攻撃を中止して盾部隊のリカバリーを急げ!」


さっぱりわけがわからないけど、
何やら戦況は芳しくないようだ。

声「そろそろ動けそうか?このままでは盾がやばい。」


うわ、何か言ってきたし。

『いやあのー、何やってるんですかこれは・・』

声「・・・何、って何が?」

『だからそのー・・というか、どこでしょうここは・・』

声「・・悪いがそういう冗談に付き合ってられる状況じゃ・・


ん・・・やっぱボクこの人知ってるのかも。
口調というか雰囲気というか・・・。
でも思い出せない・・。

『あなたは誰?というかボクが誰なんでしょう・・』

声「・・記憶喪失?まさか・・本気か?
誰って俺はF...yうわっ


どどどーん ぼかーん


F...ふぇい?ふえ?
戦闘の騒音が凄い。

なんか隕石とかいっぱい降ってきてるし。

F「ここでメテオ・・・!くそっ」


『あ』

F 「大丈夫か!おい!」

その隕石のひとつがボクにも直撃した。
ひどく冷静に、ああこれは致命傷だな、なんて思って意識が飛んだ。





黒「おい、大丈夫か?」

『ん・・・う・・・』
ああ・・なんだまたさっきの人か・・・




あれ?

ナ「悪かった。ついカッとなってしまった。今は反省している。」

白「でも・・もう平気なの?」

戻ってこれた・・・!?

やっぱりさっきのは夢だったのかぁ。
それにしたって何でボクは倒れたんだっけ。

『ボク・・・、一体?』

ナ「だってよー、あの時の忍者、間違いなくマリリスだったんだよ。
リッチ戦の時から違和感があったしよ。
それに、あの例の鱗だよ。あれがびっしりと忍者についていた。
更に確信したのはその後だったけどよ。」

黒「うむ。あの明らかに異質で妖艶なオーラは俺も感じた。
感じた瞬間にお前が斬り伏せていたが。」


『え・・リッチ?マリリス?何のこと・・?』

白「あなた1人でこの時代のリッチを倒しちゃったんじゃない。
覚えてないの?」


『この時代の・・?全然わからないよ・・』

黒「ふむ・・憑かれてる最中は本人の記憶も自覚はなしって事か。面倒だな。
しかしこれで少なくともマリリスが忍者に憑依したのはリッチ戦以前ということになるな。」


白「その憑依っていうのは正しいわけ?
本人そっくりに変身とか化けているとかっていう考え方は?」


ナ「ああ、そのつもりで躊躇わず斬ったんだ。
こいつは忍者じゃねえって確信でな。
カラダ乗っ取られてるなんて考えてたら斬れなかった。
でも幸い傷一つ付いてねえ。妙な手ごたえだったしな。」


黒「聖剣技・・・エクスカリバーの成せる技か。
憑依された器である忍者の身体を傷つけずに、
マリリス本体・・霊体とでも言うべきか、それのみを攻撃できたという事だろう。」


ええと・・・?

『いつの間にかボクの身体にマリリスが憑いていた。
そのマリリスがボクの身体を使ってリッチを1人で倒した。
その後でナイトさんにバレて斬られた。
その時のショックでボクは気を失った。
・・・これで合ってるかな?』


黒「大体そんなところだ。」
ナ「だな。
しかしなんでまたマリリスはリッチを殺したんだ?
あいつらはあいつらで仲間じゃねーのか。仲悪かったとか?」


白「あ~、それはねー
・・・ううん何でもない、それよりも・・」


黒「ああ。それよりも問題は、まだマリリスは死んでないという可能性だ。
いかに聖剣技と言えど、一撃で殺せるというのは考えにくい。」

ナ「確かに・・手ごたえは感じたが、致命傷っていうには浅かった。」


『つまり・・・どういうこと?』

黒「マリリスはまたこの4人の中の誰かに憑いた。
そして憑かれている本人には自覚がない。今の記憶もない。
つまり、4人の中の誰かは巧みに本性を隠して演技をしている・・・
ということになる。」


つづく。
また話が変な方向に・・
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