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徒然なるままにFleyさんの何となく日記
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感動の最終回。

まさかの結末!?・・・・・は特に無いです。


ナ「あれ?終わったのか?
でかい爆発があったみたいだが。」


『ナイトか・・・。ああ、終わった。』


ナ「あとは帰るだけか・・・色々あったな。」


『お前泣いてきたか・・・?そんな顔をしている。』

ナ「ばっ・・・目敏いな・・・何でもないさ」


白「あれー、敵は?」

ナ「お、おお。白さんも無事だったか!
何かもう終わっちまったみたいだぜ。」


『忍者は?』

白「一緒じゃなかったの?」

ナ「あの後忍者はクラーケン、私はティアマットでそれぞれ別れたんだ
黒だけ先に行かせた。」


白「そうなんだ。私は会わなかったけど・・。
あたしちょっと見てくるね。レイズとかいるのかも。」



『待て。』

ナ「え?」

『お前、白じゃないんだろう?』


白「・・・いつから気付いていたの?」

ナ「え?え?」

『ずっと怪しいとは思っていた。
確信したのはマサムネを渡した時だ。
あの時お前は軽いと言った。だがあれは贋物だ。
本当は使えるはずがない刀をお前は使えた。』


白「あれかぁ・・・なるほどね。」

ナ「あ・・・参謀長・・・いやティアマットが言っていた。
白魔道師はマリリスだって・・・本当なのか?」


白「うん。」

ナ「貴様!今まで騙していたのか!!!!」

白「あたしも知らなかったんだって!
あたしはマリリスの創った第2人格なんだって・・・そう言われた。」


『そうか・・・2重人格か・・・』

白「第1人格のマリリスは、この世界のマリリスの身体を乗っ取るのが目的だったの。
それで実際にそうなって、この人間の身体は用済みだって言って戦闘になって、
危ない所だったけど、何とかホーリーで勝てたよ。」


ナ「ふーん・・・。
ってよくわからんが・・・じゃあもう平気なのか?」


白「うん、大丈夫。ごめんね今まで。」

ナ「い、いやこっちこそ・・・怒鳴ってすまない。」

『ホーリーか・・・・。』

白「うん。何かマズイ事でもあるの?」

『いや・・・ホーリーに限った事じゃないが、
ナイトが忍者に向けて放った聖剣技なんかもそうだ。
あれら神聖攻撃は慈悲の力が働いて、相手にトドメを差す事はできないと聞く。』



白「そうなの?じゃあマリリスはまだ生きて・・・・あ!」

ナ「あ・・・それって・・・」

白「あたし・・・ううん、マリリスは元の世界でもホーリーで死んだの。
友達の・・・ロゼッタっていう子のホーリーで・・・。」


ナ「私も・・・参謀長・・・ティアマットだけど、
さっき聖剣技で倒してしまった・・・でも実はとても大事な人だったんだ。」


『だから泣いていたのか。
心配するな、それは死んでいない。
マリリスの方も生きている・・・元の世界でな。』


ナ「本当に!?」
白「・・・生きてるんだ・・・元の世界のあたし・・・ロゼッタも・・・。」

『忍者が死ななかったのは事実なんだから間違いないだろう。
それはいいとして、その忍者はどうしたんだろうな。』



忍「ボクならここにいるよ。」


白「わっ!」

ナ「何!?・・・気配を感じなかった。」

忍「まあ一応忍者だしね。
・・・それとも陰が薄いって意味で言ってる?」


『ふふっ。』

忍「来てみたら白さんが怪しいって話の流れだったから
いざとなったら微塵がくれで自爆でもしようかなって思って隠れていたんだ。」


『微塵がくれ・・・・自爆・・・・それって・・・・』

忍「そうだよフレイさん。」

『!!!!!!!!!』

ナ「ふれい?」

白「??」

『何でその名前を・・・・』

忍「ふふ、内緒だよ。
それこそ、すぐに分かるって。」


『野良で会ってたのか・・・。』


ナ「なあ、さっきの話・・・しつこいようだが本当なんだな?
聖剣技なら相手は死なないっていうやつ」


『ああ。』


ナ「なら頼みがある。
最後に私と手合わせしてほしい。黒。」


忍「え?今ここで?もう崩れちゃうよ!」

ナ「今でなければ・・もう会う事はないんだろ?」

白「1分・・・もつかどうかって感じだよ。」

ナ「それだけあれば十分だ。そうだろう?黒」



『まあ・・・構わんが・・・・その剣でか?
ぼろぼろだな、エクスカリバー。
一体どんな死闘を抜けてきたのか。』


ナ「確かにな・・・」

白「ならこれ使う?マサムネ・・・の贋物だけど。」

ナ「お、サンキュ。」

『いいだろう。』

忍「ちょ、ちょっと2人とも、やめなって!」


白「まあ大丈夫だよ~。あたしもいるし。
でも早くしないと崩れちゃうよ。」




『ぬんん・・・・・・!』



ナ「へへ・・・それそれ・・・そのどでかい魔力だ。
ゾクゾクしてきやがる・・・・どんな相手よりも!


いくぜぇっ!」



忍「は、疾い・・・・!」



白「黒も消えた・・・・どこ??」

ナ「ちいぃっ・・・・後ろかあッ!!!」

忍「ナイトさんには見えている!なんて反応速度だ!」


ブンッ

ナ「なっ、空振り!?」

白「黒はどこ?・・・・魔力だけすごい感じる!」




ナ「フレアだろう!撃って来い!
その隙をついてやる!」



オオオオオオッ

忍「来た!本当にフレアだ!」



ナ「そこだあああああああああああ!!!!!!!」

ズンッ

白「うわっ・・・直撃!?」

『っ・・・・・・・・。』

忍「フレイさん!!!!!!!
くっ、爆風で何も見えない!」


ナ「・・・斬った・・・。」

『あと少し早ければ・・・。』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ナ「斬ったのによ・・・
俺が龍人ならお前は魔人か・・?」


白「あ!」

忍「ナイトさんの首筋に・・・・!」

ナ「ネコのツメ、か・・・・短剣使っても上手いじゃないか。
完敗だ・・・。」


『いや引き分けだ・・・。
動きが速すぎて時間を止めながら戦ってしまった。禁じ手みたいなもんだ。
それでも一撃入れてくるんだからな・・・。』


白「あ・・・まさか・・・ストップの魔法・・・?
本当に存在していたのね・・・。」


『おかげで攻撃に魔力を裂けなかったがな。
おまけにあの一撃だ。MPからっぽだよもう。』


ナ「あの一撃は確かに入った。なぜ・・?」

『マナウォールという技だ。
受けるはずのダメージをMPダメージに変換した。』


ナ「なるほどね・・・なら聖剣技以外でも勝てねえじゃねーか。
まったく・・・どんだけMPあんだよって話だな・・・。
やっぱり俺の負けだ。これですっきりした。」




ゴゴゴゴゴゴゴゴ...........


白「やばい。もう崩れるよ!どうやって帰るの??」


『ああ、魔法で送る。』

忍「あっ・・・そうか、デジョン・・・?」

ナ「デジョン!?即死魔法だろ?
おだやかじゃねーな。」


『正確には別時空に転移させる魔法だ。
死ぬのとは全然違う。』


ナ「そうなんだ・・・・
あ・・・そうか。姉が使ったのもその魔法か・・・。」



忍「ナイトさん白さんお別れだね。」


白「うん、色々あったけど楽しかった!
元の世界に戻ったら、友達・・・ロゼッタに皆の事を話したい。」


ナ「私もまだまだ強くならないとな・・・
また参謀長に特訓してもらわないと。」


『俺もやっと戻れる・・・長かった。
これからのヴァナは忙しくなる。』


忍「ボクも誘ってねフレイさん!」

『みんな今までありがとう!
もしかしたらまたどこかで会う事があるかもしれない。
その時はまたよろしく!』


忍「こちらこそ!よろしくー!」
白「またね~!」
ナ「次は負けない!またよろしくな!」




『じゃあ解散だ!
デジョン!!!!!!!!!!!!!!』


みゅうううぅぅぅぅん










こうして4人は元の世界へと戻っていく。
ファイナルファンタジーの世界はこうして終焉を迎える。


時のくさり はたちきられた・・・・
2000年の時空をこえた
戦いが 終わりをつげ
平和が おとずれた。


ふたたび この世界を
4つの光が てらしだし
そのちからは
風を 水を 土を・・・・
そして 火を よみがえらせる。


2000年の時をこえて
めぐる ガーランドの にくしみ。
それはほんのすこしの
すれちがいから おこった
ささいなものだった。


しかし この世界をみちびくはずの
4つのちからに
それは ぞうふくされ
4つのカオスをつくりだしたのだ。


世界に 悪が はびこり
全ては 暗黒に そめられた。


だがもう それも終わった。
戦士たちの かつやくによって
すべては 正しい方向に
むけられたのだ。


4人の戦士は時を また旅して
元の世界へと かえっていく。
世界は4人が 知っている
元の姿に 戻っているはずだ。


そこには セーラや
ジェーンたちが 待っている
もちろん 4人が よく知っている
ガーランドも・・・・


あれは いつだったろう・・・・


ある日 とつぜん
全ては くるいだした。
そして そのげんいんは
2000年の時の輪の中にあった。


4人は えらばれた。
この世界を暗黒に そめた
4つのちから
しかし ゆいいつ それを
とりのぞける 4つのちからに。


そして かえってきた時


4人が 過去へ 旅立ち
戦ったことは
誰もおぼえて いないはずだった


そう 何も知らぬ人々は
だが 心のどこかに記憶されている
その戦いを
かくうの物語として かたる


ドワーフや エルフの村
ドラゴンたち
宇宙にまで てをのばしながら
ほろんだ 高度な文明・・・・


さあ 戦士たちが かえってくる
2000年の時をこえて
もうすぐ そこまで きている・・・・


戦士たちは 戦いの記憶を
心の底に しまいこみ
この世界を
見守っていくのだろう。


わすれないでほしい。
この世界の かがやきが
いつも 正しい方向に
むくように


4つの光を まちがった
ちからに かえないように


そして
真の4つのクリスタルは いつも
その むねの中に あることを・・・・


そう
2000年の時をこえ
戦っていたのは
きみ なのだから。


すべてのものに かがやきを・・・・・・


THE END


ありがとうございました。

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